フェローシップ
フェロー研修内容 ※フェローの人数や状況によって変動はあります。(2023年3月時点)
通常業務
・原則2ヶ月ごとに以下の部門のローテートを行います
病棟
担当医として主体的に患者さんの診療を行います。肺炎(誤嚥性肺炎などは内科全体で対応します)、尿路感染といった一般的な感染症に加え、椎体炎、糖尿病性足壊疽、感染性心内膜炎などのケースマネジメントにも関わります。デング熱、マラリアなどの渡航関連の感染症の入院も主科としてみます。常時、15-25人程度の入院患者がおり、フェロー1人当たり 7-8人を担当します。
コンサルト
他の内科、外科などの先生から相談されて一緒に併診をしていきます。SSIや椎体炎、感染性心内膜炎(上記のようにDCCが主科の場合もあれば他科が主科でDCCが併診して行くこともあります)などの相談を受けています。20-30人程度のフォローすべきコンサルト事例があり、フェロー1人当たり10人前後を担当します。
AST活動として、血液培養陽性例のチェックや薬剤師からの相談を受ける役割も担います。
ICT
院内の感染管理に関わる業務をICTといいます。病棟のラウンド、COVID-19の接触者調査や、他の感染症のアウトブレイク対応、院内の感染管理マニュアルの整備などを行います。
外来
発熱患者さんや海外から帰国後の体調不良の方の診察を行います。他院からの紹介(不明熱や性感染症)も多いです。病院の特性上、mpoxなどの診療を通じて行政対応も経験できます。
フリーターム
選択式で自分の好きな研修が選べます
- 研究
臨床の研修で見つけたクリニカルクエスチョンをリサーチクエスチョンにする、研究計画書を書く、症例を登録する、論文を執筆する、などをする期間です。研究をしたことがない人もサポートが得られます。 - AMR臨床リファレンスセンター
院外のAMR対策の業務に携わることができます。 - 他科ローテ
ACC(エイズクリニカルセンター)、国際協力局 - 他院(ナショナルセンター)研修
成育医療センター、がんセンター中央病院、がんセンター東病院と連携しております。小児や免疫不全患者の診療の経験が積めます。 そのほか相談に応じて外部での研修も検討可能です。
その他
これらの他に週に半日、トラベルクリニック外来を担当します。海外に渡航する前の健康相談やワクチン接種計画を立てる外来です。
| 月 | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
|---|---|---|---|
| 4月 | コンサルト | 外来 | フリー |
| 5月 | コンサルト | 外来 | フリー |
| 6月 | 病棟 | ACC | 外来 |
| 7月 | 病棟 | ACC | 外来 |
| 8月 | 外来 | 病棟 | フリー |
| 9月 | 外来 | 病棟 | コンサルト |
| 10月 | 病棟 | ICT | 外来 |
| 11月 | 病棟 | ICT | 外来 |
| 12月 | コンサルト | 病棟 | ICT |
| 1月 | コンサルト | 病棟 | ICT |
| 2月 | 病棟 | コンサルト | フリー |
| 3月 | 病棟 | コンサルト | フリー |
休日
当科は夜間休日のオンコール体制を敷いています(他科ローテ、他院ローテフェローは除く)。自分が回っているローテートに関わらず、オンコール日以外は夜間休日に登院する必要はありません。ただし、重大な事象(エボラ疑似症患者が入院したなど)が発生した場合はその限りではありません。
研修
3年の間に以下の研修に参加してもらいます。
- ベトナム熱帯病短期研修
- トラベラーズワクチン講習会
- 節足動物媒介感染症・輸入感染症講習会
- 医療疫学講習
研究・学術活動
3年間の間に、感染症研究 研修成果の学会・研究会発表(4回)および欧文論文発表1編以上の発表を目標としています。 学会への交通費、論文校正費用などはサポートがあります。自身が見つけた研究テーマでも構いませんし、科として進めているプロジェクトのお手伝いをしていただくこともできます。
